今回はUnityのStandardAssetsにあるFisheye、Twirl、Vortexをカメラに設定し、表示する映像を歪ませてみます。
Fisheye
Fisheyeは魚眼レンズを通して見たような映像にする事が出来ます。
設定し2つの設定をいじるだけなのですぐ終わります。(^_^)v
カメラにAdd Component→Image Effects→Displacement→Fisheyeを取りつけます。
Strenght Xは水平方向の歪みの強さ
Strength Yは垂直方向の歪みの強さ
となります。
実際に試してみるとどちらがどちら方向に歪んでいるのか解り辛いです・・・・(^_^;)
カメラにFisheyeを取りつけたらUnityを実行し設定値を変更してどのような効果が出るか確認してみましょう。
↑のようになりました。
簡単にレンズを通して見た景色を再現出来ますね。
Twirl
Twirlは中心の1点から回転するように映像を歪ませる事が出来ます。
Radiusは画面を歪ませる半径でX、Yともに0から1の値を指定します。画面の最大が1になります。
Angleは中心点の回転角度
Centerは画面を歪ませる中心の位置で0から1の画面の位置を指定します。
Unityを実行し設定を変更してみます。
↑のようになりました。
歪ませる位置の移動、歪ませる範囲、歪ませる角度の指定と設定が簡単でわかりやすいです。
Vortex
Vortexは中心付近から特殊な角度で映像を歪ませる事が出来ます。
設定値はTwirlと同じで
Radiusは画面の半径
Angleは中心点の回転角度
Centerは中心位置
になります。
Unityを実行し設定を変更してみましょう。
↑のようになりました。
Twirlとの違いがよくわかりませんでしたが、Unityのマニュアルでは
Vortex は Twirl (script-Twirl)と似ていますが、Twirl は円というよりも1点を中心に画像を歪ませます。
となっています。
終わりに
今回のようなカメラに映る映像を歪ませる処理は異次元空間に迷い込んでしまった状況等で使えそうですね。
いや・・・そんな状況なかなか登場しませんね・・・・(ーー;)